比較的人気の高いメーカー営業ですが、どのような仕事を普段しているかご存じですか?
学生の方や普段関わりがない方はあまりどのようなことをしているのかわからないかもしれません。
今回は現役メーカー営業である私が普段どのようなことをしているのかについての記事です。
大雑把に分けるとこの3つの仕事をしています。
他にもクレーム対応や各種書類作成など色々と仕事はありますが主にはこの3つになります。
メーカー営業一筋のかっさまんが簡単にメーカー営業の仕事を
紹介するよ!!
【興味ある人必見】現役メーカー営業の仕事内容とは?
主にはこれらの仕事のサイクルを常に回しながら毎日を過ごしています。
【メーカー営業の仕事内容】代理店への販促/受注活動
商社営業と一番異なる部分が営業先だと思います。
商社の営業であれば『お付き合いのあるお客さま』や『新規のお客さま』に営業活動を行います。
所謂、『ルート営業』や『新規営業』と呼ばれるものです。
しかし、メーカー営業では基本的に『代理店営業』と呼ばれる『契約している商社(代理店)』に対して営業を行います。
大きい日本のメーカーや古いメーカーの大部分は代理店制度を敷いており、新規営業をすることはほぼありません。
そのため、代理店に対して販促/受注活動を行います。
販促活動の内容
販促(販売促進)活動は常に行いますが、『新製品』や『メーカーとして売りたい製品』ができた時には注力的に行います。
営業企画部や販売促進部などの部署がある場合は、これらの部署が作成した資料を元に代理店へPRに向かいます。
もし販促資料を作る部署がない場合であれば営業自身で作ることもあります。
また、同時に代理店に対して『売り方のレクチャーをするといった教育的な部分』も担います。
このような活動を通して代理店が『メーカーの自社製品を売りやすい環境作り』をすることがメーカー営業には必要なスキルとなります。
受注活動の内容
受注活動は『代理店の営業を助けるような活動』です。
代理店であっても同じメーカーの製品だけを売っているわけではないことも多いです。
大抵の商社は数社のメーカーと代理店契約を行なっていますので製品知識を100%網羅できるわけではありません。
そのため、細かな専門知識が必要な場合はメーカー営業の出番となります。
こうして代理店と協力して問題点や懸念点をなくしていき製品の受注へ繋げることがメーカー営業の仕事の一つです。
【メーカー営業の仕事内容】見積もりの作成
メーカー営業とはいえ、他の営業と何も変わりませんので見積もりを作ることも仕事の1つです。
お客さまに求められている製品の見積もりを『過去の実績や経緯』、『競合企業の価格予想』、『予算を把握』しつつ金額を決めていきます。
ただし、多くの製品で価格表があるので価格表に決まった金額で回答することが多いです。
時にはお客さまに合わせて製品をカスタマイズして販売することもあります。
その場合は、工場や上司と原価などを打ち合わせして価格を決めます。
よくネットで言われているハンコもらう仕事もあります、、、
ただ、責任を1人で負わないためにも重要な仕事です。
【メーカー営業の主な業務】会議や打ち合わせによる調整
メーカー営業は関わる人が多いので必然的に色々な調整のために打ち合わせや会議が多くなります。
社内だけでも多くの会議や打ち合わせをする必要があります。
上司への『売上や受注数字を報告する会議』や技術と『お客さまの要求する製品仕様についての会議』、生産管理と『工場の製品の生産量を決めるための会議』などがあります。
他にも『販売戦略会議』や『品証部門とクレーム対応への打ち合わせ』などなど挙げるとキリがありません。
それだけでなく、お客さまや代理店とも様々な打ち合わせをします。
メーカー営業は工場、代理店、お客さまなど多くの人と関わりますので調整も大切な仕事の1つです。
【まとめ】現役メーカー営業の仕事内容とは?
今回は実際にメーカー営業で働いているかっさまんによるメーカー営業の仕事内容についてでした。
メーカー営業は代理店に対して働きかけて案件をゲットして見積もりを作り、色々な調整を行い受注につなげる仕事です。
その性質上関わる人が多いのもメーカー営業の特徴です。
メーカー営業になりたい人はぜひ就職や転職を検討してみてください。
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