【ゲーマー必見】 ゲーミングPCの停電対策にはUPS

生活
※プロモーションページが含まれる場合があります。

近年、PS5や任天堂Switchだけでなく、ゲーミングPCでゲームを楽しむ方も増えています。

しかし、ゲーミングPCユーザーの皆さん、停電対策は万全ですか?もし未対策なら、ゲーミングPCの停電対策は絶対に行うべきです。

なぜなら、電気のトラブルは予期せず発生し、完全に防ぐことは困難だからです。例えば、東京では年間1軒あたり約0.36回の停電が起きています。

停電の原因は多岐にわたり、自然災害、人為的ミス、設備の不具合など様々です。

そこで、ゲーミングPCの停電対策としてUPS(無停電電源装置)の導入をおすすめします。UPSは、突然の停電からゲームデータを守り、PCの故障を防ぐ重要な役割を果たします。

UPSの主な機能は以下の通りです:

  1. 瞬時の電力供給: 停電時に即座に電力を供給し、ゲームの中断を防ぎます。
  2. データ保護: 突然の電源遮断によるデータ破損やセーブデータの消失を防ぎます。
  3. ハードウェア保護: 電圧変動や落雷などによるPC本体の故障リスクを軽減します。
  4. シャットダウン時間の確保: 安全にゲームを終了し、PCをシャットダウンする時間を確保します。

ゲーミングPCは高価な投資です。UPSを導入することで、その投資を守り、安心してゲームを楽しむことができます。停電対策は、ゲーマーにとって重要な「保険」と考えるべきでしょう。

次のセクションでは、UPSの詳細や選び方について解説していきます。ゲーミングPCの性能を最大限に活かし、安全にゲームを楽しむために、適切なUPSの選択方法を学んでいきましょう。

かっさまん
かっさまん

ちなみに東京は日本の他の地区に比べて停電回数が多いです、、、

【ゲーマー必見】 ゲーミングPCの停電対策にはUPS

今回は、ゲーミングPCの停電対策用UPSを選ぶために3つに分けて話を進めて行きます。

いきなり選び方をご覧になりたい場合は下記の『ゲーミングPC用UPSの選び方』をクリックしてください。

【ゲーミングPCの停電対策】UPSって何?

UPSは「無停電電源装置」の英語:Uninterruptible Power Supplyの頭文字を取ったものです。ゲーミングPCを使用する上で、停電対策として非常に重要な役割を果たします。

UPSは、突然の停電や電圧低下などの電源トラブルから、ゲーミングPCやその他の重要な機器を守るための装置です。停電が発生した際、UPSに内蔵されたバッテリーから電力を供給し、接続された機器に安定した電力を提供します。

ゲーミングPCのユーザーにとって、UPSは単なる停電対策以上の効果も期待できます。突然の電源断によるデータ損失やハードウェアダメージを防ぐだけでなく、ゲームプレイ中の予期せぬ中断を回避することができます。特に、オンラインゲームやランキングバトルなどの重要な場面での停電は致命的な結果をもたらす可能性があるため、UPSの導入を強く推奨します!

さらに、UPSは電源の品質を向上させる機能も備えています。雷などによる電圧変動や瞬停からも機器を保護し、ゲーミングPCの長寿命化にも貢献します。高性能なゲーミングPCほど安定した電源供給が重要となるため、UPSは停電対策としてだけでなく、機器の保護や性能維持の観点からも有効な投資と言えるでしょう。

【UPSって何?】UPSの役割

UPSの主な役割は、停電時にUPSに接続された機器に電気の給電を継続することです。特に、ゲーミングPCのような高性能な機器には重要です。停電により突然電源が遮断されると、PCデータの破損や不具合、さらには機器の故障を引き起こす可能性があります。UPSは、こうした停電によるリスクからゲーミングPCを保護する役割を果たします。

加えて、UPSは電源の品質を安定させる機能も持っています。電圧の変動や瞬間的な電力低下などの電気的なノイズから機器を守ることで、ゲーミングPCの安定した動作を支援します。これにより、ゲームプレイ中の予期せぬクラッシュやフリーズを防ぐことができます。

さらに、多くのUPSには自動シャットダウン機能が搭載されています。長時間の停電時に、接続されたPCを安全にシャットダウンすることができるため、データの損失を最小限に抑えることができます。

つまり、UPSはゲーミングPCの電源トラブル対策として重要な役割を果たし、ゲーマーの大切なデータと機器を守る頼もしい味方なのです。

【UPSって何?】UPSの仕組み

UPSは「無停電電源装置」として、停電時にゲーミングPCや重要な機器に電力を供給する役割を果たします。その仕組みは主に3つの重要な部品で構成されています。

  1. コンバータ: 商用電源のAC電力をDC電力に変換します。
  2. 蓄電池: 変換されたDC電力を蓄えます。
  3. インバータ: 蓄電池のDC電力を再びAC電力に変換して出力します。

通常時、UPSは商用電源からの電力を機器に供給しますが、停電が発生すると瞬時にバッテリーからの給電に切り替わります。これにより、ゲーミングPCや接続された機器への電力供給が途切れることなく継続されます。

UPSの仕組みにより、停電時でもゲームのセーブやPCの安全なシャットダウンが可能となり、データ損失やハードウェア故障のリスクを大幅に低減できます。また、電圧変動や瞬断からもゲーミングPCを保護し、安定した電力供給を実現します。

この仕組みのおかげで、UPSはゲーミングPCの停電対策として非常に効果的な選択肢となっています。

【UPSって何?】UPSの種類

UPSには主に3種類あり、種類によって値段も全然違います。

ゲーミングPCの停電対策として適切なUPSを選ぶためには、これらの違いを理解することが重要です。

【代表的な種類】

常時商用給電方式通常時は商用電力を負荷に供給!商用電力に何かあればバッテリーから電力を供給。切り替えには10ms程度の瞬断が発生
ラインインタラクティブ給電方式常時商用と常時インバーターの中間のもの。商用電力の電圧調整してくれる機能を持っているので電圧変動があっても調整してくれる。2〜10ms程度瞬断が発生
常時インバータ給電方式常にインバータを動かして負荷に電力を給電。停電が起きても無瞬断で電力供給を続ける事ができます。

価格は『常時インバータ給電方式が一番高く』、『常時商用給電方式が一番安い』です。

ゲーミングPCの停電対策としては、コストパフォーマンスを考慮すると、ラインインタラクティブ給電方式が適していることが多いでしょう。UPSの選択時には、ゲーミングPCの消費電力や必要なバックアップ時間も併せて検討することが大切です。

【ゲーミングPCの停電対策】ゲーミングPCにUPSは必要?

UPSについては簡単に説明しましたが、本当にゲーミングPCにUPSは必要なのでしょうか。

結論としては『停電など災害時の保険のためにUPSは必要』と思っています。

ゲーミングPCは高価な機器であり、突然の停電によるデータ損失や機器の故障は大きな損失につながります。

特に、ゲーミングPCは通常のPCよりも消費電力が高く、電源の安定性が重要です。停電時にUPSがあれば、進行中のゲームを安全に保存し、PCを正常にシャットダウンする時間を確保できます。

また、UPSは単なる停電対策だけでなく、電源の品質を向上させる役割も果たします。電圧の変動や瞬断から機器を守り、ゲーミングPCの寿命を延ばす効果も期待できます。

さらに、オンラインゲームを楽しむユーザーにとっては、突然の停電によるゲームの中断や、ランキングの低下を防ぐ意味でもUPSは重要です。

ゲーミングPCへのUPS導入は、高価な機器の保護、データの安全性確保、そしてゲーミング体験の質を維持するための賢明な投資と言えるでしょう。

【ゲーミングPCにUPSは必要?】電気トラブルは自分では防げないので保険として必要

電気のトラブルは雷、大雨による停電といった自然災害などにより起きるのでゲーミングPCにUPSの設置をおすすめしています。

地震や雷などの『自然災害』は自分ではどうすることができません。

残念ながら、電力会社側の『人的ミス』『設備トラブル』も自分では防ぐことはできません。これらの予期せぬ電気トラブルから大切なゲーミングPCを守るためには、UPSが効果的です。

UPSは停電時にも電源供給を続けるため、突然の電源断によるデータ損失やハードウェアへのダメージを防ぐことができます。特にゲーミングPCは高性能で高価な部品を使用していることが多いため、UPSによる保護は重要です。

また、オンラインゲームをプレイ中の突然の停電は、ゲームデータの破損やランキングの低下など、取り返しのつかない事態を招く可能性があります。UPSを使用することで、停電時にも安全にゲームを終了させる時間を確保できます。

そのため、『停電など災害時の保険のためにUPSは必要』と考えています。ゲーミングPCユーザーにとって、UPSは単なる電源バックアップ装置ではなく、貴重な機器とゲーム体験を守るための重要な投資と言えるでしょう。

【ゲーミングPCにUPSは必要?】東京の停電の回数と時間

2019年 東京の停電回数と時間(1軒あたり)
※東京電力HPより
  • 停電回数:0.33回
  • 停電時間:200分

日本での停電の回数や時間は安定して低水準で推移しています。

2019年の東京での停電回数は0.33、停電時間は200分となっています。

東京では停電は年間で1回あるかないかです。

しかし、その1回が『大事なランキングバトル中でだったら?』、『PCの破損でゲームデータがなくなってしまったら?』、『雷によって大切なゲーミングPCが故障したら?

UPSは取り返しがつかないことが起きない時のための『保険』となります。

ゲーミングPCの停電対策用UPS 選び方

ゲーミングPCの停電対策用UPSの選び方のポイント
  1. UPSに接続する機器を決める
  2. 接続機器からUPSの容量を決める
  3. バックアップ時間を決める
  4. 給電方式を決める

UPSが保険として必要と言うことがわかっても自分のゲーミングPCにどのUPSが必要なのかがわからないと設置することができません。

そこで順を追って説明して行きます。

今回は日本で使用することを前提として電圧は『100V』で固定されているものとします。

【ゲーミングPC用UPSの選び方】UPSに接続する機器を決めよう

UPSに接続するおすすめの接続機器
  • モニター
  • ゲーミングPCの本体
  • インターネットインフラ(Wi-Fiルーターなど)

まずはUPSに接続する機器を決めましょう。

おすすめの接続機器は『モニター』『ゲーミングPCの本体』『インターネットインフラ』です。

これらが保護されていれば、停電が起きてもゲームを続けることができます。

そして安全かつ完全にPCをシャットダウンすることができます。

【ゲーミングPC用UPSの選び方】接続機器の消費電力からUPSの容量を決めよう

UPSの容量を決める時のポイント
  • 消費電力は『W(ワット)』を調べよう
  • 消費電力は最大時もしくは多く見積もって決めよう

ご自身で接続機器の消費電力を調べれる方や把握している方であれば問題ありません。

もしわからない方であれば『ワットチェッカー』というもので消費電力を調べることができます。

また、ご使用の機器の公式HPに行けば多くの場合で消費電力や最大消費電力の記載がありますので1度ご確認ください。

この時のポイントは『最大消費電力』の記載がある場合は『最大消費電力』を選ぶことです。

UPSの容量を接続機器の消費電力が超えてしまう』と肝心な時にUPSが役に立たないことがあります。

【ゲーミングPC用UPSの選び方】バックアップ時間を決めよう

かっさまん
かっさまん

ここまでくると後少しです!

バックアップ時間は『停電時に接続機器をどれだけ使いたいのか』で決まります。

ゲーミングPCの場合は『10分』もあれば十分だと思います。

なぜなら、停電時に10分あればゲームをセーブしてPCのシャットダウンまでの時間を稼げるからです。

サーバー等社会インフラでUPSを使う場合でも『停電時にデータを保護してPCをシャットダウン』までの時間『5分』か『10分』を基準にしてUPSを選定します。

そのため、先ほど調べた最大消費電力に対して『10分』程度のUPSを選びましょう。

もし、個人的には30分は欲しい!などありましたら消費電力(W)に対して30分間バックアップできるようなUPSを選ぶようにしましょう。

注意事項
  • バックアップ時間は多くの場合初期値、周辺温度25度です。
  • また、周囲環境やバックアップの回数により蓄電池の劣化が発生します。

【ゲーミングPC用UPSの選び方】給電方式を決めよう

UPSの給電方式の種類
  • 常時商用給電方式
  • ラインインタラクティブ給電方式
  • 常時インバータ給電方式

今回のようなゲーミングPCの停電対策用UPSの場合は『ラインインタラクティブ給電方式』をおすすめします。

中でも出力波形は『正弦波』のものを選びましょう。

なぜなら、『常時商用給電方式』の場合は停電時に10msec程度の『瞬断』と呼ばれる電気が切れてしまう時間が発生してしまうからです。

そして、『常時インバータ給電方式』は社会インフラに使われるような高品質な電力を給電するために高価な部品を使用しますので価格がとても高いです。

『ラインインタラクティブ給電方式』であれば『2〜10ms程度瞬断が発生』してしまいますがゲーミングPCのスペックであれば『瞬断』を感知せずに安全にシャットダウンすることができるでしょう。

注意事項
  • PCのスペックや古くなったPCの場合によってはコンデンサ容量の低下等で安全にシャットダウンができない場合がありますのでご注意ください。

そのため、『ラインインタラクティブ給電方式』をおすすめします。

【ゲーミングPC用UPSの選び方】例

ここではこれまでを踏まえてUPS選定の一例をご紹介します。

接続する機器の消費電力
  • ゲーミングPC『G-Tune HN-Z-3070Ti』:800W
  • モニター『AW2521HFL(24.5インチ)』:最大時72W
  • Wi-Fiルーター『ROG Rapture GT-AX11000』:65W
その他条件
  • 給電方式:ラインインタラクティブ給電方式
  • 電圧:100V
  • バックアップ時間:だいたい10分前後
  • 出力波形:正弦波

もしこのような構成でゲームをされている場合でUPSを選定します。

【ゲーミングPC用UPSの選び方 例】日本メーカーで選ぶ場合 『BN150T』

BN150Tの主要スペック
  • 容量:1125VA/1125W
  • 入力周波数:50/60Hz±4Hz
  • 出力周波数(バックアップ運転時):50/60Hz±0.1Hz
  • 入力プラグ形状:NEMA 5-15P
  • 停電時の切替時間:10msec以内
  • 出力電圧(バックアップ運転時):AC100V±6%
  • 出力コンセント(バックアップ):NEMA 5-15R×8個
  • バックアップ時間(1000W時):8分

日本メーカーからUPSを選ぶ場合は国内最大手の『オムロン』から選ぶのをおすすめします。

1番の理由はこの容量帯において国内UPSメーカーの中で最大手だからです。

簡単に言えば国内メーカーの中で一番売れているメーカーであり、

機器性能も高く、比較的安い価格で手に入ります。

そのため、日本メーカーから選ぶ場合は『オムロンのBN150T』をおすすめします。

【ゲーミングPC用UPSの選び方 例】海外メーカーで選ぶ場合 『PR1500 JP』

PR1500 JPの主要スペック
  • 容量:1500VA/1050W
  • 入力周波数:50/60 Hz ±3 Hz
  • 出力周波数(バックアップ運転時):50/60 ± 1%
  • 入力プラグ形状:NEMA 5-15P
  • 停電時の切替時間:10msec
  • 出力電圧(バックアップ運転時):AC100V±5%
  • 出力コンセント(バックアップ):NEMA 5-15R×8個
  • バックアップ時間(1050W時):8.5分

海外のメーカーから選ぶ場合のおすすめは『CyberPower』のPR1500 JPです。

理由は簡単で価格が1番安いからです。

また、国内の流通量もそれなりに確保されていて製品によっては『Amazon Choice』にも選ばれています。

元々は台湾のメーカーであり、日本にも支社を構えてあります。

そのため、総合的に考えて今回の条件で海外製のUPSを選ぶのであれば『CyberPowerのPR1500 JP』をおすすめします。

【まとめ】 ゲーミングPCの停電対策にはUPS

ゲーミングPCを快適に使用し、大切なデータを守るためには、停電対策としてUPSの導入が非常に重要です。UPSは単なる電源バックアップ装置ではなく、ゲーミングPCと周辺機器を電気的トラブルから守る保険の役割を果たします。

しかし、UPSを選ぶことhs中々難しいことも事実です。そこでUPSを選ぶ際のポイントを4つ紹介します。

ゲーミングPCの停電対策用UPSの選び方のポイント
  1. UPSに接続する機器を決める
  2. 接続機器からUPSの容量を決める
  3. バックアップ時間を決める
  4. 給電方式を決める

これらの選び方のポイントを確認しつつ、自分のゲーミング環境に最適なUPSを選びましょう。特に、ゲーミングPC本体、モニター、そしてインターネット機器をUPSに接続することで、停電時でもゲームを安全に終了させることができます。

また、UPSの選択肢としては、日本メーカーか海外メーカーの製品があります。日本メーカーではオムロンの「BN150T」、海外メーカーではCyberPowerの「PR1500 JP」などが、ゲーミングPC用UPSとして人気があります。

最後に、UPSは単なる機器ではなく、あなたのゲーミング時間を守る重要な投資です。突然の停電や電圧変動から大切なゲームデータやハードウェアを守り、安心してゲームを楽しむことができます。ゲーミングPCの性能を最大限に活かし、快適なゲーミング環境を維持するために、適切なUPSの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

NASにおすすめのUPSも紹介していますのでぜひ下記リンク記事読んでみてください!

コメント