自宅に家庭用蓄電池を設置するメリット・デメリット

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おばちゃん
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家庭用蓄電池って最近よく聞くけどよくわからない。。。

かっさまん
かっさまん

電機メーカーで蓄電池も取り扱った経験がある私が解説します!!

防災意識の高まり、太陽光発電など再エネの普及、電気代の高騰などによって家庭用蓄電池の話題が増えてきています。

政府も蓄電池の普及に力を入れており、補助金も多数存在しています。

自宅に蓄電池を持っていれば災害時や停電時に電気を使用したり、

太陽光発電と連携して高騰している電気代を節約することができたりとメリットが多々あります。

しかし、何も考えずに設置してしまうと大きな損失を被る可能性もあります。

ですので、今ホットな話題の家庭用蓄電池についてメリットとデメリットを解説していきます。

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蓄電池とは

蓄電池とは電気を“貯める”、“使う”という2種類のことが繰り返しできるものを指す言葉です。

もしくは“二次電池”とも言います。

テレビのリモコンなどに使用される乾電池は“一次電池”といって繰り返し使えない使い捨てのものを指します。

蓄電池の種類

蓄電池の種類
  • リチウムイオン二次電池
  • 鉛蓄電池
  • ニッケル水素電池
  • ニッケル・カドミウム電池

蓄電池の種類は主に4種類あります。

スマートフォンやPC、電気自動車に使われている“リチウムイオン二次電池

自動車やオートバイ、産業用に使われている“鉛蓄電池

繰り返し使える乾電池(エネループなど)やハイブリッド車に使われる“ニッケル水素電池

現在ではあまり使用されることがないニカド電池と呼ばれる“ニッケル・カドミウム電池”の4つです。

かっさまん
かっさまん

家庭用蓄電池の多くはリチウムイオン二次電池を使います!

各蓄電池の特徴

リチウムイオン二次電池温度変化に比較的強く充放電を繰り返せる。また、寿命は長い価格が高い
鉛蓄電池比較的安価で高い電圧を出せるが重い。また、温度変化に弱い
ニッケル水素電池過放電、過充電可能で繰り返し使用可能だが自然放電の量が大きい
ニッケル・カドミウム電池過放電、過充電ができ低温化でも使用可能だが自然環境へ悪影響でニッケル水素電池の方が放電量が多い。
蓄電池素材について

家庭用蓄電池に使われる多くは”リチウムイオン二次電池”です。

なぜなら、メリットが多いからです。

家庭用蓄電池は太陽光発電で昼間に貯めた電気を夜に使うか災害時に使用するかのどちらかが想定されます。

そのため、蓄電池の放電回数が多くなりますし、しっかりと電気貯めておかないと意味がありません。

また、屋外に設置する場合が多いので温度変化にも気をつけなければなりません。

加えて、寿命が長くないと蓄電池の交換回数が増えて家庭の大きな負担になってしまいます。

こうなると充放電を繰り返し行えて、温度変化に強く、寿命が長い”リチウムイオン二次電池”が最良の選択になります。

家庭用蓄電池のメリット

家庭用蓄電池のメリット
  • 電気代の節約になる
  • 災害時も電気が使える
  • 補助金が貰える
  • 電気自動車(EV)の充電がいつでも無料でできる!?

家庭用蓄電池の設置は政府も推進していて多くのメリットがあります。

【メリット①】電気代の節約になる

蓄電池は太陽光発電と連携させることで昼間に貯めた電気を夜に使用することができます。

そうすることで電気会社から供給される電気の使用量が減るので電気代を抑えることができます。

また、電気代のプランを変更することもおすすめです。

需要の低い昼間の電気代を安く、需要の高い夜間の電気代を高くするプランにすれば、電気代をより節約することができます。

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家庭用蓄電池で電気代を節約する方法

蓄電池で電気代を節約する方法
  • 蓄電池専用パワーコンディショナと家庭用蓄電池を設置
  • 太陽光発電と蓄電池が連携できるパワーコンディショナを設置

家庭用蓄電池で電気代を節約する方法は2つあります。

蓄電池専用パワーコンディショナと家庭用蓄電池を設置する単体型システム”で節約する方法と

太陽光発電と蓄電池が連携できるパワーコンディショナを設置するハイブリット型システム”を設置して節約する2種類です。

単体型で節約するメリット・デメリット
単体型のメリット
  • パワーコンディショナの費用が安い
  • 太陽光発電との連携が簡単
単体型のデメリット
  • 変換ロスが多い
  • 専用パワーコンディショナを追加で設置する場所が必要
ハイブリット型で節約するメリット・デメリット
ハイブリット型のメリット
  • 変換ロスが少ない
  • 充電しながら電気を使用できるので節約効果が高い
ハイブリット型のデメリット
  • 費用が高い
  • 既存のシステムによっては後付けできない

【メリット②】災害時も電気が使える

元々災害大国とも言える日本ですが、近年では被害が大きい災害が増えています。

それに伴い、大規模な停電に陥ることがあります。

もし、オール電化にしていれば停電時は何もできなくなってしまいます。

オール電化にしていなくても現代社会では電気がないと生活ができません。

そんな時に蓄電池があれば一時的に電気を使用することができますので最新情報の取得、避難までの時間稼ぎをすることができます。

かっさまん
かっさまん

オール電化はメリットもありますが、電気が使えないと何もできないというデメリットもあります。

オール電化の自宅は蓄電池の設置を強くおすすめします!!!

【メリット③】補助金が貰える

貰える補助金
  • DER補助金
  • ZEH補助金
  • ストレージパリティ補助金

最大のメリットは今なら補助金制度が多くあるというところだと思います。

政府はエコや電源事情により再エネ普及と蓄電池普及を掲げており、蓄電池の整備には補助金がおります。

現在(2022年)では国から3つの補助金が貰える可能性があります。

また、国からだけではなくお住まいの地域によっては自治体からも補助金を貰える可能性があります。

ただし、補助金の申請は複雑ですのでプロにお任せすることをおすすめします。

【メリット④】電気自動車(EV)の充電がいつでも無料でできる!?

まだまだ、電気自動車(EV)は普及していませんが、これから普及していくことが予想されています。

そんな時に必要な設備(太陽光発電+EV用充電器)と蓄電池を連携させることで

太陽光で発電→蓄電池に充電→いつでもEVに充電できますので、発電量と蓄電量によっては

いつでも自宅で無料でEVを充電させることができます。(V2Hシステム

そうなれば、自動車の燃料を無料で補給できるようになる夢のシステムが自宅で完成します。

家庭用蓄電池のデメリット

家庭用蓄電池のデメリット
  • 費用が高い
  • ランニングコストがかかる
  • リチウムイオン電池は少量危険物

家庭用蓄電池の設置はメリットばかりに思えますが、そうでもありません。

何も考えずに設置してしまうと設置していない時よりも多くの負担を被る可能性があります。

【デメリット①】費用が高い

まだまだ、蓄電池(特にリチウムイオン二次電池)は費用が高いです。

蓄電池の容量にもよりますが蓄電池だけの定価で数百万します。

そこにパワーコンディショナや設置工事が必要ですのでかなりの費用となります。

ですので導入する場合は費用対効果を考えて設置することが必須です。

今であれば補助金がもらえますので上手に活用することをおすすめします。

また、必ず多くの会社から相見積もりを取得して一番効果的と思われるプランにしましょう。

【デメリット②】ランニングコストがかかる

蓄電池にも他の家電などと同じように寿命があります。

ただでさえ高い蓄電池ですが、10年から長くても20年で交換する必要があります。

交換には”新しい蓄電池”+”設置工事”+”産廃処理”の3つの費用がかかってしまします。

また、パワーコンディショナと太陽光パネルにも寿命がありますので、

全ての更新費用を考慮してお得になるように設置する必要があります。

しかも、場合によっては長年使用していると故障してしまう可能性もありますので修理・保守費用等も考慮する必要があります。

【デメリット③】リチウムイオン電池は少量危険物

スマホが爆発したニュースや電気自動車が炎上したニュースを見たことがあるのではないでしょうか。

飛行機にリチウムイオン二次電池を持ち込む場合も規制があります。

それはリチウムイオン二次電池が少量危険物であり、燃える可能性があるからです。

バッテリー類の航空機内持ち込みについて | 成田国際空港公式WEBサイト
成田国際空港公式サイト 成田国際空港からのお知らせをご案内しています。

多くのリチウムイオン二次電池には安全対策がされていますが、異常に安いものには注意が必要です。

他にも設置場所などにも注意しましょう。

【まとめ】家庭用蓄電池を設置するメリット・デメリット

まとめ
  • 太陽光発電と蓄電池の連携で電力使用量を削減!→電気代を節約できる!
  • 災害などで停電しても電力供給が可能
  • 設置までの費用は高いが今なら政府から補助金が貰える
  • 設備を追加すればEVの充電にも使える
  • ランニングコストを考慮して設置する必要がある
  • リチウムイオン電池は少量危険物なので価格だけで決めるのも危険!

家庭用蓄電池は上手に使用すれば多くのメリットがあります。

電気代を節約できたり、災害時でも電気を使用できるようになります。

ただし、注意しないといけないことも多いです。

太陽光の発電量や設置費用、ランニングコストを考え、設置した場合の初期費用を回収できるかを考慮しなければいけません。

これらのことを何も考えずに設置すれば十数年後に後悔することになる可能性がかなり高いです。

後悔しないためには、多くの会社から見積もりを取得してじっくりと考えてください!

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【蓄電池を選ぶポイント】

①設置にかかる総費用とランニングコストを考える

②自宅の太陽光発電量と消費電力を知る

③設置した時、電気代がどれくらい減るのか教えてもらう

④保証や補助金などを調べる

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