【高配当株】9月利権落ち 10万円以下から狙える高配当銘柄 藤商事(6257) 〜銘柄紹介・簡単まとめ〜

企業 まとめ
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配当金ってとても魅力的ですよね。

銀行に預けていてもほとんど金利が付かない超低金利時代の中にあって、

株式を所有していればもらえる配当金。

そんな配当金の中でも配当利回りが高いものは特に興味惹かれますよね。

今回は9月に利権落ちして10万円以下で購入でき、

配当利回り5.31%(2021/9/10基準)を誇る高配当銘柄である

藤商事(証券コード:6257)についてです。

パチンコやスロットが好きな方はご存知かと思いますが、遊戯機のメーカーの1つです。

しかし、パチンコ等をやらない方にとっては全く未知の企業だと思いますので、

簡単にまとめていきたいと思います。

高配当株 藤商事(6257) ってどんな会社? 〜会社概要〜

設立:1966年10月
上場日:2007年2月
事業内容
 ・遊技機の開発・製造(パチンコ・パチスロ)
 ・デジタルコンテンツの企画・開発・販売・配信
売上高:269億円(2021年3月)
従業員数:465人
本社:大阪府

簡単な会社概要を上の表に挙げました。

パチンコ・パチスロの遊技機メーカーで市場での販売台数は、

パチンコシェア5.2%(業界9位)パチスロシェア2.4%(業界12位)の中堅メーカーとなります。(2019年)

有名シリーズとしては『リング』があり、ホラーや時代劇、アニメ・萌え系に注力しています。

ただ、業界は縮小傾向にあるため業績は右肩下りとなっています。

しかしながら、昨年度(2020年)には大人気ラノベシリーズでアニメ化もされている

とある魔術の禁書目録』のパチンコを発売、

追加販売を含めて26,000台を売り上げ、純利益黒字化のきっかけとなりました。

また、2021年3月にも大人気ラノベシリーズで

こちらもアニメ化された『緋弾のアリア』のパチンコを発売して

不振から脱するため、売上維持のために人気コンテンツ開発には力を入れています。

藤商事HPより

藤商事 会社まとめ

・パチンコ・パチスロの中堅メーカー

・リングシリーズがヒット作

・アニメ・萌え系作品で巻き返し狙い中

・『とある魔術の禁書目録』のパチンコが大ヒット

高配当株 藤商事(6257) への投資はOK?NG?

公開されているデータと今後の予想について個人的見解で書いていきます。

株式投資は自己責任ですのでご自身の投資の参考までに読んでいただければ幸います。

ちなみに私は750円で200株を所有していて、

今のところは、インカムゲインキャピタルゲインの両方を享受できています。

購入した理由は、『とある魔術の禁書目録』の発売が決定していたからです。

私は、パチンコでたまに遊ぶのですが、

最近の機械の中では高スペック人気アニメのパチンコ化だったので売れると思い、

200株の投資に踏み切りました。

銘柄概要

『22/03期(連) 予想基準』
【東証JASDAQ】上場
時価総額:229億円
予想PER:60.38倍
予想EPS:15.1
実績PBR:0.55倍
予想配当利回り:5.31%
予想1株配当:50円

藤商事の予想配当利回りは5.31%(9/10時点の942円基準)となっていて、

1株50円の配当が予想されている高配当株です。

そして、2021年の実績配当性向は910%という異常な数字が弾き出されています。

2022年には80%を目指していますがそれでも高い数字で推移しています。

それだけ配当に重みをおいているということですが個人的には少し心配になるレベルです。

また、PERだけ見ると割安感は出ていますが、EPSは15円と利益は低く投資の判断は難しいです。

正直、指標だけ見ると買いのおすすめはできません。

資産状況

そんな藤商事ですが財政状態は健全に見えます。

藤商事のHPより確認できる資料を抜粋してきました。

藤商事HPより

藤商事HPより

自己資本比率は80%代を推移していて、キャッシュも180億程度持っています。

そのため、多少業績が悪くても配当を維持しながら新製品の開発ができていると思われます。

ただ、そんな資産も年々減少していて良くない傾向です。

今後について

藤商事への投資についての一番の問題点は、

パチンコ・パチスロ業界がかなりの逆風に立たされているということです。

ホール(パチンコ/パチスロ店)の減少減少する遊技人口強まる出玉規制

あまり明るい未来が見えません。

しかも、日本株は現状は全体的に株高傾向になっていてこの銘柄も上昇が続いています。

年初来高値にも迫っていて今買うべきかと言われれば短期ではおすすめはできません

ただ、そんな中にあっても小さな希望があります。

遊技機は規制が強まることにより入替が定期的に行われています。

2022年1月末にはその旧規制品の撤去期限が迫っていますので今年度に限って言えば、

遊技機が売れる市場土台はあります。

そこに向けて藤商事が売れる製品を発売できれば株価が上昇する可能性はあります。

まとめ

・業績は、昨年は持ち直したものの右肩下がり

・業界全体でも逆風の中

・新台が当たればまだ株価上昇の可能性はあり

・個人的には今購入することはおすすめしない

【10万円以下から狙える高配当銘柄】藤商事 まとめ

藤商事 まとめ

①パチンコ・パチスロの中堅メーカーでホラー/アニメ/時代ものがヒット中

②台の入れ替え時期にヒット作出せるかが勝負

③配当利回りは5%超えの高配当株

④株価は上がり切っているので今からの投資には注意が必要

以上が、9月利権落ちの10万以下で投資ができる高配当銘柄“藤商事”についてでした。

ただ、投資は自己判断/自己責任で行うものですので最終的にはご自身で決定してください。

また、個人的見解になりますので鵜呑みにはしないで1つの判断材料くらいで留めておいて下さい。

高配当株は魅力的ではありますがそこだけに囚われずに、

色々なデータをもとに投資を行うことをおすすめします。

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