【成長に期待!】おすすめのパワー半導体銘柄 ベスト3

投資
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半導体関連の中でもまだまだトレンドに乗っているものにパワー半導体というジャンルがあります。

なぜなら、パワー半導体はEVや省エネといった観点から大注目となっているからです。

市場規模も2020年から2030年で約2倍の市場に膨れ上がると予想されています。

今回はこれからの成長が期待できるパワー半導体の中でも個人的におすすめしたいパワー半導体銘柄ベスト3を書いていきたいと思います。

おすすめのパワー半導体銘柄
  • 新電元工業
  • サンケン電気
  • ローム
かっさまん
かっさまん

話題のパワー半導体銘柄を押さえておこう!

【成長に期待!】おすすめのパワー半導体銘柄 ベスト3

【成長に期待!】パワー半導体について知っておこう!

簡単にパワー半導体を説明すると”電気の変換制御を司っていている半導体”です。

変換効率が上がれば上がるほど損失が少なくなり、消費電力が減少=省エネとなります。

そのため、エコや省エネ、脱炭素社会に向けて注目を浴びています。

【パワー半導体について】パワー半導体ってなに??

パワー半導体についてのおすすめ動画ですのでぜひご視聴ください。

32秒から説明されています。

・パワー半導体って!? 0:32〜

JumpingPoint!!の株Tubeさん

【パワー半導体について】パワー半導体はどこで使われている??

パワー半導体は今の電気製品にはどこにでも使われていますがその中でもエアコンが有名です。

家電量販店の売り場に『省エネエアコン』というものが多く売られていませんか。

エアコンが省エネになれた理由の1つがパワー半導体です。

省エネエアコン=インバーターエアコンと呼ばれていて、インバーターが電気の変換を常に制御してくれてより効率的に空気を冷やしてくれます。

効率的に冷やしてくれるので使用する電力が少なくなり省エネとつながるわけです。

そのインバーターにパワー半導体がいっぱい使われています。

【成長に期待!】おすすめパワー半導体 銘柄 ベスト3

おすすめのパワー半導体銘柄
  • 新電元工業
  • サンケン電気
  • ローム

成長に期待できるパワー半導体銘柄はこの3銘柄です。

馴染みのない企業かもしれませんが市場での評価は高いです。

今回は有名なところの三菱電機や富士電機などの世界でも高いシェアを誇る企業ではなく、パワー半導体をメインにしているニッチな企業を紹介したいと思います。

【成長に期待できるおすすめのパワー半導体銘柄】新電元工業株式会社 6844

新電元工業HP
【おすすめパワー半導体銘柄】新電元工業 事業について
新電元工業の事業は3つの柱
  • パワー半導体を作るデバイス事業
  • パワー半導体を組み合わせて作る電装品事業
  • パワー半導体と電装品技術の応用したエネルギーシステム事業

この3つの柱の中でもメイン事業は売上の約50%ほどを占めるホンダ向け等2輪車用の電装品事業で、近年ではHEVやFCV向けのDC/DCコンバータなども力を入れています。

DC/DCコンバータとはあまり聞き馴染みがないものかもしれませんが、上記のHEV、FCVに加えてEVを含めた蓄電池で動く自動車には欠かせない部品の1種です。

蓄電池の電圧と車を動かすモーターの電圧は違うので、両者の電圧を合わせてあげて動くようにする役割がDC/DCコンバータにはあります。

デバイス事業単体でも次世代素材のGanを使用したデバイスを開発していて注目です。

基地局用の電源も発売していますので5G銘柄としても注目です。

【成長に期待できるおすすめのパワー半導体銘柄】新電元工業 おすすめポイント
おすすめポイント
  • 事業の将来性
  • 株価の割安感

1つ目の事業の将来性ですが、新電元工業で作られている半導体製品はこれからも伸び続けるであろうEVやデータセンター、5G基地局などで主に活躍しているためこれから業績を伸ばすことができると考えています。

特にEVといった部分では主要客先にトヨタとホンダがあるため注視していきたいです。

また、半導体ではないですがEV用の急速充電器も製品ラインナップに持っていて今後に期待できます。

2つ目は現状の株価の割安感です。

コロナショックで株価は下落トレンドですが順調に回復してコロナ前の水準に戻りつつあります。

また、ピーク時が一時9000円(2018年)近い株価があったのに対して、現状は半値の4000円程度です。

PERにしても5倍台ですので投資のチャンスはあると思います。

【成長に期待できるおすすめのパワー半導体銘柄】サンケン電気株式会社 6707

サンケン電気HP
【成長に期待できるおすすめのパワー半導体銘柄】サンケン電気 事業について

サンケン電気はパワー半導体デバイスの専業メーカーで自動車、白物家電、産業機器向けと主に3つの分野にパワー半導体デバイスを販売しています。

その中でも自動車向けが一番売上比率が大きく2021年の第1四半期でいくと約50%の売上があります。

その中でもデンソーへの売上が多く主要販売先になっています。

白物家電については中国などのアジア向けにインバータエアコン用のパワー半導体デバイスを多く販売していて高いシェアを誇ります。

また、子会社にはアメリカのパワー半導体メーカーであるアレグロマイクロシステムズを所有していてグループの利益に大きく寄与しています。

アレグロマイクロシステムズについては以前に記事を投稿していますので確認してみてください。

【成長に期待できるおすすめのパワー半導体銘柄】サンケン電気 おすすめポイント

サンケン電気のおすすめポイントは子会社のアレグロマイクロシステムズの存在です。

リンク記事にも記載していますが米ナスダックにも上場した注目のパワー半導体企業です。

利益率も高く、最新のセンサー技術を持っているため市場では高く評価されていますのでサンケン電気×アレグロの相乗効果にも期待できます。

また、アレグロ社の背景もあり有名な投資ファンドのエフィッシモがTOBを実施したことでもニュースになりました。

そのため株価は現状割高感がありますがグループとして業績が追いついてくる可能性は高いです。

株価はチェックしておきたい銘柄の1つです。

【成長に期待できるおすすめのパワー半導体銘柄】ローム株式会社 6963

【成長に期待できるおすすめのパワー半導体銘柄】ローム 事業について

ロームの事業は、LSIというICの中でもより細かい集積回路と集積回路の元となるダイオード/トランジスタ/サイリスタといった半導体素子をメインに製造しています。

また、売上としては40%ほどが車載関係で構成されています。

特徴としてはSiCと呼ばれるより省エネが期待される次世代の高性能ウェハを使った製品では約20%と多くのシェアを獲得しています。

売上地域としてははアジアと日本でほとんどを占めています。

【成長に期待できるおすすめのパワー半導体銘柄】ローム おすすめポイント

おすすめポイントはSiC製品での高いシェア』を持っているという点です。

ロームは世界で初めてSiC MOSFETを量産した『SiCに関してはリーディングカンパニー』です。

SiCはケイ素と炭素でできていてSiC素材を使用することで変換ロスが少なくなり『消費電力が大幅に削減』できます。

それにより電化製品が省エネとなりエコにつながるのはもちろんですが、他にも高温に強く冷却を考えずに製品設計ができたりするメリットがあります。

このような点からSiCは大注目を浴びていてリーディングカンパニーであるロームも注目です。

EVの普及という点でもSiCは注目で、変換ロスを減らせて消費電力を削減できるということはEVにとって非常に重要になります。

EVがなかなか普及しない理由の一つに走行距離の問題があります。

消費電力を減らすことができればEVの走行距離も伸ばすことができるのでEVの問題点の一つをなくすことができます。

このようにEVや省エネ社会には欠かせないSiCのリーディングカンパニーのロームも要チェック銘柄です。

【成長に期待!】パワー半導体 今後の市場とまとめ

まとめ

・パワー半導体は省エネに欠かせない

・新電元工業は株価が割安のパワー半導体メーカー

・サンケン電気は子会社のアレグロに注目

・ロームはSiCのリーディングカンパニー

今後もパワー半導体の市場は要チェックが必要と思っております。

EVをはじめとする省エネの推進にはパワー半導体は欠かせない要素の1つで、

パワー半導体の進歩に省エネの未来はかかっています。

また、半導体で日本は負けたとのニュースをよく見ると思いますが、パワー半導体は負けていません。(負けたのはメモリーはCPU他、、、全て、、、)

なんなら日本の企業こそパワー半導体では中心になれる力はあると思っています、

今回は少ししか名前が出てきていない三菱や富士電機もトップシェアを誇っています。

加えて今回紹介した3社も中心になれる可能性がありますので『パワー半導体に投資するならば日本銘柄』がおすすめだと思います。

まとまったお金がなくてもLINE証券であれば簡単に1株から投資を始めることが可能です。

まずは小さい金額から投資を始めてみては如何ですか?



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